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web制作には欠かせない!ペルソナの作り方

 

みなさん、こんにちは!新卒webディレクターのおやまゆです。

初投稿の今回は、マーケティングにおいて欠かせない「ペルソナ」について、その必要性と作り方をご説明します。どんな商品やサービスを売るにしてもペルソナを設計することは有効ですが、web制作においては特に重要です。ペルソナってよく聞くけど、イマイチ理解していない、作り方がわからない、、という方はぜひご覧くださいませ!

ペルソナとは?

ペルソナとは一言でいうと、その商品やサービスを使う「理想のユーザー」のこと。

30代、女性、既婚、などのセグメントで切り分けたものをダーゲット言いますが、ペルソナは趣味、好きな食べ物、価値観など、さらに細かく切り分けて1人の人物像に絞り込みます。

 

ペルソナはなぜ必要?

ペルソナを作る作業は時間と手間がかかり、一見面倒くさいように思えますが、売れる商品やサービスを作る上では欠かせないのです。

ペルソナを作るメリットは主に3つあります。

 

狙うべきユーザーを絞り込める

当然ですが、万人に共感されるwebサイトなど存在しません。逆にそんなサイトを作ろうと思ったら、誰にも刺さりません。
ペルソナを作成することで、自分たちがどんなユーザーにwebサイトを提供しようとしてるかが明確になり、そのユーザーだけに絞った施策を考えることができるのです。

 

ユーザー視点で考えることができる

ペルソナを作ることで、そのユーザーの立場になって考えることができるので、「私だったら・・・」といった主観を排除して判断することができます。

 

チームで共通認識が生まれる

30代、女性、既婚というターゲットだけだと、見る人によって様々な解釈ができてしまい、意見がまとまらなくなってしまいます。ペルソナという1人のユーザーを決めることで、チーム全員の認識が統一され、プロジェクトを進めやすくなります。

 

また、ペルソナは実店舗でのビジネスに比べ、webでの集客や販売などで特に役に立ちます。

なぜなら、実店舗の場合、その店舗に来るユーザーの顔、年齢、嗜好性などが実際にわかる一方、web上ではそのwebサイトを訪れるユーザーがどんな人物なのかわかりません。そのため、ペルソナという架空の人物像を作ることで、その的に目掛けて施策を考えることができるのです。

 

さっそくペルソナを作ってみよう!

ペルソナの必要性がわかったところで、実際にペルソナを設計する手順をご紹介します。

①ターゲットに関するデータを集める

ペルソナは架空の人物と先述しましたが、決して妄想だけででっち上げのものになってはいけません。ペルソナを作るためには、まず自社のターゲットに関する情報・データを収集します。この情報収集をきちんと行うことで、実在する人物かのようなリアルなペルソナを作ることができます。

集める情報は、プロフィール、勤め先の情報、仕事内容、休日の過ごし方、情報収集の方法などです。

可能なら実際にインタビューやアンケートをとると良いでしょう。また、Googleアナリティクスなどを使ったアクセス解析や一般に公開されている調査データを活用します。

 

②データからターゲットの共通項を探す

ターゲットの情報が集まったところで、ターゲットのプロフィールや会社情報など、項目ごとに情報をまとめて共通項を探ります。メンバ付箋を活用して、ターゲットの特徴を書き出してまとめると良いでしょう。

 

③ペルソナシートを作成

情報がまとまると、ターゲットユーザーが大まかに見えてきます。そこに生活スタイルなどの細かい情報を盛り込み、ストーリーとして書き起こすことで具体的なペルソナが出来上がります。情報をただ箇条書きに羅列するのではなく、ストーリー仕立てにすることがポイントです。ストーリーにすることでよりリアルにユーザーをイメージすることができるからです。

また、下記の項目を盛り込んでストーリーを作成すると、よりリアリティが出ます。

 

<ペルソナを作成するときに役立つ項目>

・情報接点(利用メディア・アプリ)

・人生の目標(長期的な希望やイメージ)

・感情/性格( 人生をどの様な感情/性格で過ごしたいか)

・短期的な目標(人生で何を達成したいか行動面での目標、ゴール)

 

▼ペルソナシート作成例

最後に「ペルソナを一言で表すキャッチコピー」をつけることで、メンバー内でペルソナの共通認識が持ちやすくなるため、効果的です。

まとめ

いかがでしたか?ペルソナ設計は時間がかかる作業ですが、その後のの施策を考えたり、運用がとてもやりやすくなります。ぜひweb制作でも活用してみてください。